やはりその広告業界二重構造のスパイラルに乗らなかった、ということにつきる。
これは事前にわかっていたことではなく、

仕事はユーザからダイレクトにオーダーをもらうものだという固定概念、
中間ベンダーがからんではユーザの意図や目的のフォーカスがぼけてくる、
また中間が存在しないことでユーザとの意思がスムースで意思決定が迅速である、
全て自己責任の下、営業―企画―制作―納品―リテンションを完結型にすることが、
我々制作マンの満足度を高めるだけでなく、ユーザの満足度も高まる、
継続的パートナーシップを持続できる、・・・等々、

もちろんコネクションも無いわけで、
我々の事業規模やノウハウレベルでは、
我々が対応できる範囲での業務内容や深みにはなってしまうので、
必然的にユーザの規模や知名度は限界があるかもしれないが、
これらのことを自然発生的に体現してきた。

新規ユーザの獲得、既存ユーザとのリテンション関係は、
四六時中中注力せねばならないし、
いつも崖っぷちの立ち位置という、継続性の無い、
不安定なポジショニングは不安要素も確かに存在する。
少なくとも元請けルート(広告代理店ルート)から安定的に仕事が
舞い込んでくることは絶対ありえない。
むしろその構造スパイラルに陥ることを拒否してきたわけであるから。

しかしながらそのお陰で、
自分たちで食いぶちを稼ぐ、いや稼がねばならない意識は力強く確立できた。
営業力、企画提案力、クリエイティブ力、納期対応力、
それにユーザとのパートナーシップ構築力である。

しかも単発、スポットではなく継続的にだ。

このことは二重構造の中にどっぷり浸っていたら、
絶対に勝ちえなかった、体得できなかったパワーと確信する。

しかも会社案内やパンフレット、コーポレートサイト、CIブランディングなど
単発の企業広告物ばかりであり、
さらに弱点といえば、ここが次の弱点である。
従ってこの弱点を弱点転じて、強みに転換させていくことに、
我々は取組んでいった。

次項でその弱点克服について語る。

会社案内・パンフレット・ホームページ・ブランディング開発の東京広告専科

ロゴマーク作成・ブランディング・CI計画はロゴマーク専科
我々は実はあまり広告業界に存在している、といった意識が比較的少ない。
広告業界の業界構造はいわゆる二重構造が一般的で、
大手~中小の広告代理業と広告プロダクションの2チャネルだ。

我々がクリエイティブエージェントと称して独自の業務展開をしているとはいえ、
二重構造といわれる構造の中で、どちらかという二者択一でいえば、
広告プロダクションに属すると思われる。
実際我々はどちらに属するものではないが・・・。

この業界構造のそれぞれの役割は、
代理店が広告枠の立案・構築、営業(アカウント)で、
広告プロダクションは代理店の下請けで実際に広告を制作する。
具体的には代理店からの指示でデザインを制作することがほぼ主体。

従って業界構造でいうと、
代理店が元請けでプロダクションが下請けの、いわゆる二重構造だ。
その一次請けのプロダクションがさらに二次請けのSOHOや個人の
デザイナーへ外注する。

まあそれは置いていても、
立派な二重構造で、日本の産業構造そのものの体制である。

一方我々はどうかというと、
無理くり広告プロダクションした場合、そのプロダクションであるが、
下請けは一切しない。今後もする気はない。
いわば独立系広告プロダクションといえる。
我々経営層に広告経験の無い広告会社が、
この広告業界において食べていくためにはこの選択肢しかありえない。

なぜこういう事業スタイルで広告業界において、
規模は小さいながらも一定の成長を遂げていくことができるのか。

会社案内、パンフレット、カタログの企画・制作
CI計画・ブランディングの企画・制作
ホームページの企画・制作
SEO対策・WEBマーケティングの企画・運営

が我々の事業領域であるが、
なぜ着実に成長できてきたか。

以降は次回に譲る。
我社の支社ができました!
2009年12月16日。

待ちに待った地方拠点です。

所在地は福島県の郡山市。
支社長の佐藤君が制作ディレクター兼アカウントプランナーとして、
その任にあたることとなりました。

今は東京本社の案件のディレクション業務が中心ですが、
2010年にはご当地の広告プロジェクトで
みちのく中のマーケットを飛び回っているのをイメージしています。

弊社のウリとするパンフレット、会社案内、WEBサイト、
ブランディングなど、
どんな東北のお客様とめぐり遭えるのか。
今からワクワクしています。

現在東北版のWEBサイトを制作中で、
年明け早々にアップします。

東北のお客様、
広告・パンフレット作成のご相談、ホームページ制作について等、
ご利用お待ち申し上げております。

公開後またご案内しますが、
まずはお問合せ先です。

024-973-7550

佐藤までどしどしどうぞ!

※この記事は 無節操なバックリンクの神通力はもはや・・・① の続きです。

つい1~2年前にも別の企業からのオファーで、
やはりSEO業者が3000超のバックリンクを集中的にはったあとがあり、
そのリンク元内訳をみてると、
なんと同じテンプレートのページを一部差替えただけの、
テーマやコンテンツが無いスカスカのページの連続で、
背筋が凍る思いをしました。
その時点ではそのサイトはペナルティには至っておらず、
一気リンクの「神通力」が作用していましたが、
業界では品質の悪い、無節操で過度なSEO目的のにバックリンクは、
間違いなく近い将来大きなペナルティになるだろう、とささやかれていました。

そのサイトはその後どうなったのでしょうか・・・。

ここにきて八分ペナルテを目の当たりにして、
いやはや、くわばらくわばら、といったところです。

つい先ごろですが、
当社へある企業の方からSEO対策のご相談がありました。

その経緯は、
ある成功報酬型のSEO対策をサービスとしているSEO業者に、
SEO対策を依頼したところ、
Yahoo検索結果で、それまであるキーワードで2位~10位以内に位置していたのが、
急に圏外(恐らくインデックスから削除されたのではという観測)になったとのこと。
あわてて当社へ相談となったようです。

お問合せいただいた方の話ですと、
そのSEO業者はSEO対策と称して、
いきなり1500のバックリンクを設定したそうで、(他は何もしていないとのこと)
当方が察するに、それが原因で「Yahoo八分」になったのでは、
との見解を持ちました。

現状まだ正式に仕事として受託しているわけではなく、
具体的な分析はしていないので、
明確な結論は避けなければなりませんが、
ウロチョロ順位であったものの、
検索結果でここ数年とりあえずは1ページ目内でおさまっていたのが、
業者に依頼し、1500の一気リンクを設定した数日後の出来事なので、
たぶんこれが大きな原因であろうと推察されます。

・・・続く

※この記事はデザインプレゼン①の続きです。

お客様曰く、
これまで色んな広告系会社と取引してきたけど、
デザイン案と称して、
基本デザインは一緒で色を変えただけ、
文字の位置やフォントを変えたtだけ、
レイアウトは同じで配置する写真素材を換えただけ・・・、
などなど極端な言い方かもしれませんが、
このようなプレゼンの臨み方だったということです。

そんな中、
弊社担当者によるプレゼンのアプローチが、
とても感動を与え、満足度の高い結果を得た、
ということにつながったようです。

もちろんデザインのクオリティに、お客様が高い満足を得られたことは、
いうまでもありません。

弊社のお客様へのアプローチとして、
以前より決めていた方針ですが、
お客様が困ってしまうほど、
お客様が嬉しい悲鳴になられる、
クオリティのデザインを提供するということ。

しかも、複数の選択肢で明確に比較対照ができ、
お客様が参加され、お客様が悩み?選択できるようにすること。

このことが、ひいては満足度向上につながるのだと、
社内で言い続けてきたのですが、
こういう場面に遭遇して、
ああ、やってきたことは間違ってなかったなと実感させられました。

その後お客様の中で、
色んな業者に様々な制作物のレビューを行う際、
このアプローチ方法が、
アイデアの提示方法のスタンダードになられたそうです。

少々自慢ったらしい言及になり恐縮ですが、
制作物のレビューをされる際の、業者への要望事項とされるのも一考かと。

先日、例によってお客様の会社にお邪魔する機会があり、
その時のお客様のお話で、
昨年弊社でこのお客様の業務案内のパンフレットを作成させていただいた際の話です。

弊社企画担当とデザイナーにより、
パンフレット企画の提案説明とデザイン案のプレゼンをさせていただきました。

弊社ではケースによりますが、
デザイン案の場合、通常2~5案を提示させていただくこととしています。
その際デザインコンセプトを1案、1案文書にて説明を添付します。
もちろんプレゼンの際、それを読み上げながら説明をします。

このお客様の場合も、
担当者は4~5案の基本デザインを、
しかも全く異なるデザイン案を作成、用意し、プレゼンに臨みました。

「全く異なるデザイン案」。
お客様談ですが、
実はこのことにお客様がとても感銘されたようです。

しかもそのコンセプトがきちんと明文化され、
お客様ご自身のニーズやターゲットの的確性のみならず、
そこにきちんと付加価値がついて提案したことにリスペクトがあったようです。

もちろん全く異なるデザイン案といいましても、
ユーザーターゲットからしていくつかの方向性が想定されたため、
「全く異なる」となったわけで、そこに矛盾はないと思っています。

・・・続く
広告物全般の制作途上でよくあることですが、
お客様に校正をしていただいて、その結果が私共に返ってきたときのことです。

「この箇所の文字を大きくしてほしい」

というご要望がありました。

どう考えても、
ここで文字を大きくするとバランスが悪くなる、
前後の文字の大きさや、背景との調和が悪くなる、
視覚的な抑揚がなくなることでかえって見づらくなる、
そしてなによりもその箇所の項目的位置関係の整合性が無視される、
(一般的にレギュレーションといわれます)

などから「文字を大きくすること」が、
良くない選択の場合があります。

はたしてお客様は、
本当に文字を大きくしてほしかったのでしょうか?
当方の経験上、意外と必ずしもそうでないことが多かったように思います。

僭越ですが、
基本的に当方でバランスよく文字情報をレイアウトしているため、
「文字を大きくしたくない」というのが当方の本音です。
ですのでこんな時、当方はお客様に確認を入れるようにしました。

「文字を大きくされたい、とご要望された理由をもう少しお聞かせください」

その理由は、
「文字が見づらいから」
「対象が年輩者が多いため文字が見づらいと困るから」

要するに「文字が見づらい」のが問題では?
ということに気がつきました。
それで以下の対応を考え、
「サイズを変えずに」、「大きくせずに」、それを実行してみました。

「細めだった文字(フォント)を太めにした」
「グレーだった文字を黒に濃くする」
「背景と同化しないよう、文字をコントラストの強い色に変える」
「明朝系の文字(フォント)をゴシック系に変える」
「囲み枠を使い対象箇所の文字群を引き立たせる」

などのことを、「文字を大きくせず」、以上の対応(の内のどれか、或いはいくつか)をし、
校正結果としてお客様に再校正いただきました。

その結果お客様の反応は、
「うん、いいと思います。見やすくなりました。」というご回答。
ケースにもよりますが、
ほとんどこれでバランスを崩さず、
またデザイン性を損ねず、
文字の修正を行えました。

もちろん他の同位置の項目との関連付けもありますので、
レギュレーションを踏まえた対応を選択します。

このようなことは文字の問題だけでなく、
写真の使い方、
情報の配置の仕方、
色遣い、
表やグラフの使い方、
コピーライティング、
ページ構成のあり方、
用紙の選択、
など広告物の全てにわたって同様のことに遭遇しました。

要するに、
お客様の一言の本質は?
お客様は何を望まれているの?

いわゆるお客様の「インサイト」はどこにあるのか?

広告屋としてしっかりとその「インサイト」を見極めること。
このことが広告のクオリティやバリューを保つために、
とても大切なことだと思っています。

弊社の営業や企画スタッフやデザインスタッフが、
お客様とのコンタクトの際、
このような局面に出会った時、
お客様の「インサイト」に踏込むこと、
とよく言って聞かせています。
仕事柄お客様の社長にお会いすることがよくあります。
本日も埼玉のあるお客様の会社にご挨拶方々お邪魔してきました。

聞き流せばどうってことないことですが、
その社長からとても感銘を受けるお話をうかがいました。

以前弊社にて制作したそのお客様の会社案内(パンフレット)のことです。

その会社案内の色調やデザイン性はお客様のご要望もあり、
とてもオーガニックで素朴なタッチを表現しています。
フリーハンドな手書きイラストレーションを全面に配し、
緑、茶色、土色等のアースカラーの色調に、
黄なりのモデラトーンという、印刷の発色を抑え、渋めのイメージを表現できる
用紙(かなりの高級紙です)を選定した作品です。

お客様にとって、とても満足度の高い逸品になっており、
弊社においても代表的な会社案内の作品のひとつとなっています。

そのお客様の業種は不動産・建設業で、
店舗にお越しになったお客様全員に、
成約されたか否かは別として、
その会社案内を手渡しされておられるとのことでした。

社長曰く、

「ご来店いただくお客様の中で、
成約しなかったお客様の方が圧倒的に多く、
今後また何かの機会に成約できる可能性を秘めた、
いわばお客様予備軍にしっかりと自社をアピールするため。」

「そのためにとても最適な会社案内に仕上がっています。
少々贅沢な手渡し物だけど(笑)」

ここでハッと気付かされたことがあります。
なるほどマーケティングでも営業戦略でも
攻めるのはマーケットの大きい領域が定石だということ。

なるほど。

もちろんお客様の商圏が比較的狭いということはありますが、
単にそんな次元レベルではなく、
商売、ビジネスにおける普遍的な行いだと改めて実感させられました。

巷ではよく、
潜在顧客を継続的に育成し顕在化させろ、
断られてから営業は始まる・・・、
等々のことをよく言いますが、
なるほどその通り。

しかしながらこのことがなかなか実行できないことに気付かされます。
一方インターネット系の広告代理店は、
ポータルサイトや自社開発のWEBコンテンツによりユーザーを誘導し、
その誘導したユーザーをターゲットに、的確に広告を配信する広告枠を準備します。
その広告枠に出稿を希望するスポンサー企業に対し、
その広告枠を販売するというものです。
従来よりバナー広告、SEM広告、アフェリエイト広告、SEO対策などがありますが、
昨今では検索連動型広告、いわゆるアフェリエイト広告が再び脚光を浴び、
バナー広告やSEM広告よりも高い成長を遂げています。
その中でSEO対策もWEB広告代理店の重要なサービスラインとなりますが、
これは検索エンジンの順位を上昇させ、その結果ユーザーを当該サイトへ誘導しやすくする対策ですので、
広告とは少々ニュアンスが異なりますが、そこを含めWEB系広告代理店の重要な業務です。

また一方ではサイト構築からプロモーションまでをワンストップでプロデュースするWEB系広告代理店がありますが、
Eコマースや集客を目的とした大規模サイトやポータルサイトを、
企画・制作からシステム開発・運用・メンテナンス、またそこで実行する様々なプロモーションまでも、
包括的に請け負う、かなり優れもののWEB系広告代理店までも出現しています。
多次元的に集客や販売プロモーションを大掛かりに計画する場合は最適だと思います。

一方WEBプロダクションは、
専らWEBサイト構築、いわゆる企画からサイト設計、デザイン制作、コーディングまでを行い、
ほぼサイトリリースまでが守備範囲です。
もちろんリリース後もメンテナンスやSEO対策までカバーしているプロダクションもありますが、
やはり専門性といった側面からはサイト構築に特化されているといってよいと思います。

これらのことから皆さんの計画されているプロジェクトを、
どこに発注するのが最適なのか、
またどの方向性で物色するのが最適なのかをご検討される一助にどうぞ。

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